昨日は岸田総理の総裁選出馬辞退を悪材料としたのか、一時158円安迄有ったものの大引けは209円高で終わり、相場が通常に戻った事を教えてくれました。
しかし、政局の混迷と言う不安定要因が増えたにも拘わらず、最終が209円高ですから、市場は岸田氏の退陣を当面歓迎したようです。(笑)
さてそんな昨日、優待銘柄のAND DOホールディングと、W tokyoの決算が発表されましたが、両社ともほぼ予想通りの決算で特に見るべき所は無かったです。
ただ高利回りのAND DOホールディングと違い大損しているW tokyoは無配の為、一昨日でクロスで実現損を出していますから、今は評価益で気が楽です。(笑)
さてここ迄順調に戻ったと言ってよい日経平均ですが、問題はここからで、為替の動向次第では輸出を中心に日本企業が減額修正となりそうです。
そうなると以前書いた通り、平九郎の見通しは1~2年の中期的円高局面であり、為替は130円割れ程度までの円高を想定していますから、この先の日経平均は弱いと思えるのです。
実際日経平均の先物価格を見ると、9月決算物が36, 260円なのに対し、12月物は36,030円と230円安く(バックワーデーション)成っており、市場は相場の先安を見ています。
その為に長期戦になっても耐えられるように最近は、高利回り銘柄ばかり買って居る訳です。
実際岸田首相の総裁選不出馬で、今後の政局は混迷しそうですし、米国大統領選の行方も読み難く、中東も不安定と有っては、マーケットが最も嫌う不透明感が増すばかりです。
最もだからこそ、下剋上のチャンスも増す訳ですが、今はまだ地固めの時ですね。(^^♪
写真は日曜日の朝自分で作った朝定食です。(^◇^)