平九郎の投資メモ

投資歴は50年。事故で消えましたが、過去20年投資ブログを書いています。

日産とホンダの経営統合

クリスマスイブの今日、トップニュースはやはり日産とホンダの経営統合の話でしょう。

 

正直このまま両社の経営統合が実現するかは今でも疑っていますが、取り合えず話は纏まり、今後はホンダ主導の統合により構造改革を進める方向のようです。

 

しかし日産は、瀕死の状態だった日産を立て直したカルロス・ゴーンを追い出した会社ですから、統合が成功した後でも、同じことを考える会社だと思えるのです。

 

しかも対するホンダは宗一郎氏の血を引く「クルマ馬鹿」の集団ですから、権力争いの陰謀では日産に太刀打ちできそうも有りません。(笑)

 

ホンダの経営陣もその位は分かって居ると思うのですが、それでも統合に走ったのは日本の自動車産業が追い詰められている証でしょう。

 

過去も似たような形に三井住友銀行が有りますが、当時の三井は太陽神戸銀行との合併で「さくら銀行」となっていましたから、住友との合併で三井の名前を復活出来る事で合併が成功したのです。

 

まあ今回は合併でなく統合ですから、両社の名前は残る訳ですが、気位の高い日産だけに、このまますんなり統合が成功するとも思えません。

 

何方にしてもホンダは好きな会社だけに、この経営統合でホンダらしさを失って欲しくないと思って居ます。(^^♪