平九郎の投資メモ

投資歴は50年。事故で消えましたが、過去20年投資ブログを書いています。

蟹ビルは上質の証

昨日の日経平均は831円安と、一昨日の上げを打ち消す動きとなりましたが、ゴールデンウイーク前の今日は介入が無ければ、落ち着いた動きに成りそうです。

 

さてGW中に銘柄探しをする人も多そうなので、今日は良い投資銘柄を探す上での、目途となる「カニビル」の話をします。

 

上記写真は最上級の越前ガニの証明として、極みと書いた紙が貼ってあるカニですが、何やら黒いものが沢山ついて居ます。

 

此れが「カニビルの卵」で、これが多くついて居るのは脱皮してから時間が経った、身の入りの良いカニだと言われ、最上級のカニとして、一匹20万円以上で売られています。(@_@)

そして株式市場でこの「カニビル」の役目を果たすのがゴールドマンや、モルガンスタンレー・JPモルガンなど大手プライムブローカーの名前を借りたヘッジファンド達で、四季報の大株主欄に普通に記載されています。

 

ヘッジファンドが大株主として顔を出すと言うことは、企業調査のプロである彼らがその銘柄に、何らかの魅力を感じている訳ですから、その後株価が上がる確率が高いと言えるのです。

 

むろんプロでも間違える事は多いですから、絶対では無いのですが、普通のサラリーマン等が最初から調べるより、プロが選んだ銘柄から、更に自分好みの株を選んだ方が遥かに楽ちんです。(笑)

 

そして、上記の傾向は小型株に強く現れますから、株式市場の「カニビル」達は個人投資家にとって、強い見方なのです。(笑)

 

GWに銘柄探しをするなら、まずゴールドマンや、モルガン等の「カニビル」の付いている銘柄から探すと楽です。

 

また片山晃氏や、清原達郎氏など彼らも「カニビル」の一種だと考えると分かり易いです。(^^♪

 

 

 

 

 

株式運用の目的

昨日の日経平均はゴールデンウイーク(GW)を前にしたショートカバーで、902円高したものの、今日は米金利高からドル円が155円を突破した事で介入警戒感が強まった事で戻しも一服し、そのままGW入りとなりそうです。

 

そしてGWが終れば、3月決算発表が本格化し、個別物色が盛んになりますが、問題はその後の市場のテーマが何になるかです。

 

まあこれは流れからして、半導体と言うより、生成AI関連だとは思うのですが、残念ながら平九郎には生成AIの次の銘柄を特定し、他者を出し抜けるだけの知識は有りませんし、投信は複雑で余計分かりません。(-_-)

 

従って世界中の天才運用者達の後追いで、AI関連を追いかけて儲かる筈も無い事から、今後も自分が一番知っている日本株式で、勝てそうな銘柄を探していきます。(笑)

 

何と言っても平九郎の株式運用の目的は「幸せに暮らす事」なのですから。(^^♪

 

 

 

 

 

 

デジタルアヘン戦争勃発

昨日の日経平均は113円高と戻しが鈍いのですが、その後のNY市場が堅調な事から、今日の東京も続伸で始まりそうです。^^

 

 最も今回は戻しても日経平均で39,000円台程度で、今年の高値は3月22日の40,888円で既に終わっている可能性が高いと思って居ます。

 

理由は、今後出る好業績は既に織り込み積みであり、今期は日経平均採用の老舗企業たちの「持ち合い解消の売り」が続く中で、個人消費も伸びず、関税強化で世界貿易も縮小するからです。

 

個人消費が低調と考えるのは、中東問題、ウクライナ北朝鮮問題などで、人々が漠然とした不安を抱えている中で、インフレによる生活困窮者が増えており、このような状態では主婦は消費を増やすより、貯蓄を増やす行動を取るからです。

 

最も株高による資産効果で、高額商品などは売れそうですから、一見景気は良さそうに見えるかも知れませんが、消費の中心である家庭の主婦の財布は固いままでしょう。

 

従って今日の日経に載っていた三菱UFJ銀行チーフアセットマネージャー氏が述べる日経平均年末45,000円は無理だと思って居ます。(笑)

 

また今朝の日経には   EUTikTok,若者に中毒性」  と言う記事が載り、米国に続き、欧州でも規制の動きが出て来ました。

 

TikTokは以前に平九郎も「デジタルアヘン」と断じた程若者に有害と思うので、中国が欧米に「逆アヘン戦争」を仕掛けたと思ってる位ですから、規制には大賛成です。

 

これは、平九郎がTikTokは子供を「アホ」にする「亡国アプリ」と思いながらも、見るのを止めれないからで、規制で、「 ふわっち」を展開するJig.Jpが上がると思うからでは有りません。(笑)(^^♪

戻りが終れば次の銘柄探しに

先週末の日経平均は中東情勢の混迷を嫌気して1,011円安と予想以上に下げました。

 

しかし平九郎は、今回の下げは、米利下げが遠のいた後の、最初の米オプションSQが大荒れするのを恐れたヘッジファンド勢が、エクスポージャーを減らす動きに出たのが主因であり、米SQが終わった今日以降は、下げ過ぎた分の戻しに入ると思って居ます。

 

最も今回は中東問題に加え、半導体関連株の大崩れが重なっていますから、全値戻すとは思えず、しかも、これを機に物色銘柄の変化が起きると考えてます。

 

従って、戻しを狙った買いは、長くは続かないと思って居ますから、上級者以外は半導体関連以外の、次の銘柄を探すべきだと考えています。

 

では次はと言うと、「幕間繋ぎの、中・小型株物色」と言うのが平九郎の考えですが、むろん多分に願望が入って居ます。(笑)

 

ただ今は市場で動く資金量が大きすぎる為、中・小型株では吸収しきれないのは明らかですから、大型株の方向性が決まるまでの「幕間繋ぎ」と言っている訳です。

 

中・小型株は、流動性に乏しく、売買し難いと言っても、個人投資家にとっては値幅さえ取れるなら不足はないのです。(^^♪

 

 

明日のメモは所用でお休みします。m(__)m

TGCにジャニーズも参加?

 

昨日の日経平均は117円高と戻ったものの、その後の海外で先物が300円以上売られていますから、今日の相場も期待は出来ません。(TT)

 

まあ為替も膠着が続いてますし、米国のオプションSQが終るまではこんなものだろうと思って居ましたが、昨日はW tokyoを少しだけ買い増しました。

 

そして買った後、改めて決算短信を読んで思ったのは、本当に資産らしい資産を何も持ってない企業だなと言う事です。(笑)

 

7億程の固定資産の内訳は「のれん、商標権、ソフトウエア」等が中心で、手で触れる有形固定資産に至っては僅か2千万円しか有りませんから一般家庭と変わらないレベルです。

 

バリュー投資家なら絶対買わない会社を買ったのは、同社は「ファッション業界の販売の仕組みを根底から変える為、成功すれば巨大な富をもたらす」と思うからです。

 

そしてその「富」に群がる蟻のように投資家の片山晃氏や、レオスの藤野氏、AKBの秋元康氏、ゴールドマン、JPモルガン、メリルなど一流プライムブローカの名を借りた多数のヘッジファンドが集まって来ています。

 

また今回一番面白いのが、9位大株主の(株)ジェイ・ストームで、同社はジャニーズ事務所を相続した藤島ジュリー惠子氏自らが社長を務める「嵐」の所属事務所であり、どうやら旧ジャニーズも絡んで来ているのです。(笑)

 

この会社の将来は大株主である上記の者たちも半信半疑でしょうし、平九郎にも分かりませんが、物凄く良い匂いを放っている事だけは確かですね。(^^♪

 

 

 

次への備え

昨日は所用で出かけていたのですが、帰って来たら、日経平均は509円安と3日連続安の冴えない展開です。(TT)

 

こうなると此の下げは中東問題より、年内の米利下げが完全に遠のいた事で、4月の米国オプションSQ19日(金)が荒れるのを恐れた欧米ファンド勢が、エクスポージャーを落として居るのだと思います。

 

むろん中東問題も、為替も無関係ではあり得ませんが、主因が上記なら今週一杯は相場の低迷は続きそうです。(-_-)

 

さてだとすれば、今日も無理は禁物ですから、引き続き、イオンFサービスの買い戻しを進めながらも、W tokyo を少し買い増す事にしました。

 

W  tokyoは依然、買値が安い初代株主の売りも多少は残っているようですが、それ以上に買い圧力が強いと思うからです。

 

むろん現段階では飽くまで「ブランド」を考える上の材料、という位置づけですが、同社は調べる程に面白くなるので、平九郎にとっては良いレジャーとなりそうです。(笑)(^○^)

 

 

 

写真は妻が机に飾ってくれたミニ生け花ですが、春っぽくて良いです。(^^♪

異常に強いW TOKYO

今朝起きて米国市況を見ると、NYダウは63ドル高と小高いものの、10年国債利回りは4.669%と上昇が続き、それを受けたドル円相場は、154.69銭と介入必至とされる155円に肉薄しています。

 

こうなると中東情勢もあり、今日も大きな戻りは期待出来ませんから、大人しくしている以外は有りませんが、短期口座で保有する純金ETFには信用でヘッジ売りを入れました。

 

これはGOLDが下がると言うより、介入で、大幅な円高になれば、日本国内ではドル建て金価格による相場変動より、為替の影響の方が大きくなるからです。

 

さてそんな膠着した状態の中で、特筆すべきは、先日書いたW TOKYOが、予想以上に強い事で、日経平均が761円安した昨日も、79円高の2,979円と値を飛ばしています。

 

平均株価が大幅安の時、逆行高をしている銘柄は次の相場の主役として、大相場になる事が多い為、注目している訳ですが、どうやら当初平九郎が思って居より、この銘柄を欲しがっている企業は多そうです。

 

理由は同社の「ファッションショーをネットで流し、スマホで直売」は、これ迄の「店舗に並べて売る」と言う販売形態を根底からひっくり返す可能性が有るからでしょう。

 

同社の中核は当然「東京ガールズコレクションTGC」ですが、これに群がる人間模様が面白い上に、企業の超過利益の源泉となる「ブランド」を勉強する上で役に立つので追々書いて行こうと思って居ます。(^^♪