昨日の日経平均は500円程下げて始まったものの、終わりは22円安と戻し、市場には調整色を歓迎する声さえ出始め、しかもNYダウが235ドル高していますから、今日は東京も戻しそうです。(@_@)
そんな強い相場の中で、最近気になるのは、GOLD価格の上昇で、ドル建てで一時2200ドルを付けるなど、新高値に躍り出ているからです。
むろんこれ迄もGOLDは上がって来た訳ですが、気に成るのは、今回は先物やETFが主導する相場ではなく、中国を始めとしてGOLD現物が動きだしておりファンドなどでない一般大衆による相場だからです。
平九郎は以前からGOLDの大相場は大衆が主導して動く時だと思って居り、今回はプラチナも動きが出ていますから、これは貴金属ブームと言うより、「通貨への不信」が起き始めていると思うのです。
そしてこの動きがインドや欧米まで広がるようなら、動きだしたGOLD相場は簡単には止まりません。
民主主義の歪みを埋める為に発行され続けた通貨たちが、コロナ過で更に過剰発行され、その溢れるほどの通貨たちが今の相場を作っています。
これは管理通貨制度そのものに、限界が見え始めているのではないでしょうか?
大体今回のGOLDの相場上昇は、各国中央銀行によるGOLD買いから始まったと言っても過言では有りませんから、通貨の発行元が自分達の発行する通貨を信じて居ない以上、大衆に信じろと言う方が無理なのです。(笑)
また現在のGOLDとも呼ばれるビットコインが最高値を更新し続けているのも同じ理由でしょうから、今後は何が上がるなどと言うより、何が価値が変わらないかで考える方が良いと思っています。(^^♪
ちなみに平九郎にとって最も価値が変わってないものは昔から大好きな海苔弁です。
イチゴやサクランボは子供のころから比べると大分価値が下がりましたが、海苔弁の価値は変わりません。(笑)(^^♪