平九郎の投資メモ

投資歴は50年。事故で消えましたが、過去20年投資ブログを書いています。

IIJの株主総会とSBIG近況説明会

昨日はインターネットイニシアティブ(IIJ)の株主総会に出席した後、SBIグループの総会会場に行ってみましたが、株主総会は終わった後で、参加できたのは近況説明会だけでした。

 

IIJの総会は出席者30名ほどで、平九郎も質問しましたが、特に弱点のない会社なの為、今後に「総会議決集計の電子化」を行う否かを聞いてみました。

 

総会に出た投資家なら分かると思うのですが、総会の最後に議決するときに会場では集計が全く行われず、「拍手多数等で議決される」事に対する個人投資家の疑問をぶつけてみたのです。

 

この個人投資家なら一度は不思議に感じる「拍手で議決」は、最高裁判例に「事前の集計で可決が確実なら問題ない」の判決から出ているから問題されないのです。

 

しかし、この判例出たのはネットが無い50年以上前ですから、集計に莫大な時間が掛かった昔は、時間を節約するための簡便法として判決が出たはずなのです。

 

しかし現在は会場に来ている人を含めた票を最後迄数えるのは簡単ですから、インターネットイニシアティブを名乗る会社なら最後まで集計すべきと訴えた訳です。

 

そして結果はその後「拍手で議決」が行われ、まばらな拍手と同時に平九郎の「反対」という声が響く中で、何事も無く議決されました。(笑)

 

ただ平九郎もそこは承知で、提案は正論ながら無視されると分かっていた為、そこへ「反対」の声を被せる事で、「強行採決」のイメージを参加者に残し、今後の改善を狙ったのです。(笑)

 

僅かな株しか持たない個人株主としては、こんな事しか出来ないのですが、これもIIJの勝社長が真面で、良い会社だから出来る事で、相手を間違えると怖い事になりかねません。

 

実際20年ほど前の株主総会では、会社に反対する発言をした後、「何度も後ろを振り返りながら帰り、電車のホームでは最前列に立たないようにして居た」のを思い出しました。

 

当時はまだ荒っぽい事をする「総会屋」という怖い男たちが居たのです。(笑)

 

またその後のSBIグループの近況説明会ではSBIインシュアランスが、【上場後10年経っても公募株価さえ回復できそうもないのは「泥棒と一緒」だとネットで言われている】と伝え、株価のテコ入れを考えているか否かを聞いてみました。

 

これに対し、北尾氏は「公募価格が高すぎたのは自分にも責任があるので、考えておきます」と言って頂きました。(笑)

 

昨年も同じことを言ったらその後、SBI生命とのシナジー効果が高い「アルヒ」の買収がありましたから、今年も何かしてくれると期待しています。(^^♪

 

さてこれで、主力長期投資銘柄であるSBIインシュアランス・IIJ・三井住友トラストグループ3社の株主総会が終わり、来週からは年後半戦に移りますが、長期は動かさないので今後に書くのは、短期ものだけに成りそうです。(^^♪