昨日SBIインシュアランスの決算が発表されました。
前期の数字は既に速報で分っていたので、焦点は今期の利益予想でしたが、最終利益１８億円を見込み、配当予想は四季報より1円多い２０円となった為、夜間取引（PTS）では３０円程上昇しています。
これは同時に親のSBIグループがカンボジアの保険会社に４０％出資することが発表され将来的なSBIインシュアランスの関与が期待されているようです。
そして今回良かったと思える所は、「お知らせ」でも発表された京都信用金庫との業務提携で、少しずつ地銀各行とのシナジーが働き始めたのが見えた事です。
むろん上記の事案が業績に大きく寄与する事などないでしょうが、シナジーの方向性が分かるだけでも意義があるでしょう。
同社の成長は予想より相当遅いのは間違いありませんが、着実に成長していますし、次第に加速するのが見えるだけに、今は我慢するしか有りません。
また次の四季報では今期予想を反映し、見栄えがする形に成るだけに、株価は既に大底を打ち、確実性の高い長期上昇相場に入ったと考えています。
理由は投資家に夢を与える事が出来ず、事業家としては超物足りない現経営陣ですが、日本の元官僚だけに、決められた事を着実に進める事には長けているからです。
その為、成長の方向性が見えた現在、実現の確実性を高めている為、長期保有には適していると考ます。
ちなみに平九郎は今後の日経平均は弱気な為、年後半はその中で成長できる思う銘柄だけを中心に保有する事を考えています。(^^♪
※元タワー投資顧問の清原氏のマネをして買った超割安株のSEH&Iですが、決算がショボかったのでぶん投げました。最大の理由は同社の巨額なインデックス的株式運用が今後は足を引っ張る可能性を感じたからです。
まあ保有株が多少下がっても割安なのは間違いないでしょうから、清原氏のように５年も持てば良いのですが、自分には向いてないです。(-_-)
