昨日は米消費者指数(CPI)が予想を上回った事から、利下げが遠のいたとしてNYダウは422ドル安、米10年国債金利は4.5%乗せ、ドル円は153円台と相場は超荒れ模様ですがそんな中で一句です。(笑)
上記は「清く正しい政治は住み難い」と言う意味の幕末の狂歌ですが、昨日のイオンFサービスの貸倒引当金を大幅に積み増した為の渋い決算による急落は、この歌が良く表しています。
貸倒引当金を積み増せば経営は安定し、金融機関にとっては良い事の筈ですが、庶民は「安定的で正しい政治」より、多少無理でも「増配」等を期待していたようで、急落した訳です。
しかし、海外の貸し倒れ引当金を厚く積むのは、経営判断としては正しいと言わざるを得ません。
同社会長の白川俊介氏は元金融庁の関東財務局長であり、金融安定理事会の議長を務めてた方ですから、貸倒れ引当金を厚く積むのは当然なのです。
しかも白川氏は以前平九郎が出席した株主総会に「苦虫を嚙み潰したブルドックのような怖~い顔」で座ってましたから、あれでは誰も逆らえません。(笑)
従って貸倒引当金の積み増しによって経営の安定度は増した訳ですし、株価が下がって配当利回りが4%に乗せた現在は絶好の買い場と、信用を使って買い戻し始めています。
Jig.Jpを買ってカネが無いので信用なのですが、出来れば現引きしたいですし、本来なら家庭の主婦の新NISA銘柄として勧めたい位です。
何故ならイオンFサービスは、グループの儲けが集まる構造を持つ上、貸倒引当金の積み増しで減配の可能性は殆どなく、万が一変調が有っても、何時もイオンを利用する主婦ならアナリストより先に分かるからです。
しかも元金融安定化理事会議長の会社は何が有っても「国が潰せません」し、配当4%以上を新NISAで無税で貰えますから、実質5%の金融債みたいなものです。(笑)
また同時に出た決算は、セブン&アイが20%減益なのに対し、イオン本体は売上10兆円乗せの最高益ですから、今の貸倒れ引当金積み増しが一巡すれば、メコン地区は世界が注目する成長拠点ですから利益も、株価も急騰すると思って居ます。(^^♪