昨日神奈川県の小田原市町選挙で、自民党の現職候補が大敗したことなど、日本各地の地方選で、自民党の苦戦が伝えられ、原因は裏金問題と言われています。
しかし、これは裏金云々より、庶民がインフレに苦しんでいる中で、「政治家達だけうまい事やりやがって」と言う、妬み感情の動きです。
実際最近スーパーに買い物に行くと、商品価格が2倍近くなっている物もあり、物価の高騰に驚きますが、日本のインフレは、マダマダ続きます。
円安による原材料の値上げが止まったとしても、材料が上がれば製品価格の値上げは遅れて続きますし、その後は全てのサービス料金の値上げが続く事になります。
インフレを経験した事が無い人が多い為、実感出来ない人が多いのだと思いますが、原材料が上がり人件費が上がれば、企業は製品を値上げしなければ利益が出ず、雇用も維持できませんから、値上げは避けられません。
むろん物価より給料が上がれば問題無いのですが、今回のインフレで一番困るのが貯蓄が少ない年金だけで暮す高齢者であり、平九郎も、もし貯金だけで株を持っていなかったらと考えると、ゾッとします。(-_-)
老人は貯金を切り崩す暮らしになれば、人間が生きる上で一番大事な「希望」が無くなり、後は死ぬことしか考えられないのです。
そんな中で自民党は、「賃金と物価上昇の好循環」をスローガンにインフレ政策を取って居る訳ですから、主婦や高齢者の反感を買うのは当然で、選挙に勝てる訳が有りません。
政治の行く末など平九郎に分かる筈も有りませんが、自民党の苦戦が続き、今後の政治や社会が荒れる事は間違いなさそうです。
従って今後も老後に「希望」が持てるよう「外部要因に左右され難い成長企業」への投資を続けていく積りです。(^^♪