平九郎の投資メモ

投資歴は50年。事故で消えましたが、過去20年投資ブログを書いています。

閑話休題 

昨日の米国市場は発表された米消費者物価指数(CPI)が、予想を下回った為、金利が下がり、NYダウは一時400ドル近く上がったものの、終わりは35ドル安と、目まぐるしい動きでした。

 

最も最近は明日の相場を予想しての、短期の相場は張っていないので、我関せずと他人事のように見ています。(笑)

 

さてメモが気にしているのは、やはりSBIインシュアランスの動向で、同社は今回出る四季報の見た目が良くなっている為、今年は期待出来ると思って居ますが、実は昨日同社から、がん保険の勧誘の電話がありました。

 

同社から勧誘電話を貰ったのは初めてで、最近HPの写真も変わり、TVCMも2度続けて見ましたから、元関東税務局長だった小野氏が生保から損保に移動した事で、損保の営業が強化されている事を感じ、普段は営業電話に冷淡な平九郎が話を聞いてしまいました。(笑)

 

どうやら小野氏は、最近不振だった損保部門の営業強化に宣伝費を大幅に増やしているようです。

 

しかし小野氏は生保部門を大幅に伸ばした実績は有る物の、生保が伸びたのは、親の北尾さんの新生銀行や、アルヒ買収に寄るものが大きい為、現在では実力が不明です。

 

ただ今回の宣伝費増は、毎年最高利益を出す第一四半期の、利益を減らすと思いますが、その後の利益の押し上げ要因ですから、保険料金値上げの動きと合わさって損保部門の収益向上に寄与しそうです。

 

また、雹や地震・大雨などの自然現象に左右されない、がん保険の拡販は損保部門の成長とグループ利益の安定化にも役立つでしょう。

 

北尾さんの剛腕で利益が伸びる仕組みが出来上がった生保に比べ、損保部門は停滞していたのですが、上記の動きはこれを覆すものです。

 

従って、今回の動きは大いに評価できるのですが、それなら同時にペット保険等の少額短資部門を何とかして欲しいと思う平九郎は欲深でしょうか?(^^♪