先週末イオンFサービスの総会が有ったので、行ってきましたが、気になったのは株主の「その他有価証券」の含み損に対する質問に、財務担当役員が真面に答えなかった事でした。
質問者が、含み損が大きいい「その他有価証券」の内容と割合を聞いているのに対し、役員は「債権の割合が多い」とだけ答える等、胡麻化している印象が強く残りました。
しかし、「債券」だけでは倒産の危険のある「事業債」なのか、元本は必ず返る国債などの「政府保証債」や、為替リスクのある「外国債」なのかも分かりませんし、悪名高い日経平均リンク債などの「仕組み債」も債券なのです。
ちなみに件の役員氏は、リーマンブラザーズ勤務経験もある御仁ですから、外資とは近い仲だけに、仕組債を買って居る可能性も高いと思われるのです。
しかも最初の質問者の後、平九郎が「質問者は内容を聞いている!」とヤジを飛ばしても、やはり「債券の割合が多い」としか答えませんでしたから、かなりイメージは悪いです。
まあ元関東財務局長の白川氏が、会長としている以上、可笑しなことになるとは思えませんが、もう少し透明性が欲しかったです。
他の質問も合わせて全体として見ると、まだ株価が上がるまでには、時間が掛かりそうで、依然「利回りの良い貯蓄銘柄」の印象を免れませんでした。(^^♪