週末の米国市場は、JPモルガンが急落したのに加え、中東情勢の緊迫化が伝えられたことで、NYダウは475ドルとなり、週明けの東京市場は売られて始まりそうです。
最も反応は中東でのイランの攻撃の有るなしと、有ったとしてもどの様な場所をどの様に攻撃するかによっても、まるで違うでしょうから、今から考えても無駄と言うものです。
まあ確かに外部要因の影響を受け難い企業を中心に買って居るとは言っても、全く影響がない訳では有りませんが、優れた企業は環境悪の中でこそ成長すると思って居るので、特に気にしていません。
ただ気になっているのは、最近のGOLDの高騰が、ハイパーインフレを警戒してのものだと言う見方です。
第2次大戦後のドイツのような、生産設備が破壊されたことで物価が1年で10万倍に成ったハイパーインフレは考えられませんが、4年で2倍増程度のインフレなら十分起こり得ると思えるからです。
これで面白いのが100兆ジンバブエドル札を出して破綻したジンバブエが、再び自国通貨を金本位制で発行したと言う日経記事です。
金本位制ならインフレも収まりそうなものですが、そもそも新通貨が手に入らない上に、実際に交換してくれるという信用も無い為か、上手く行っていないようなのです。
ジンバブエが世界の未来を暗示していると考えると、チョット怖くなりますね。(-_-)